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億万長者の幸福論 観念をふっとばせ!

世界一幸せな民族



●世界一幸せな民族

 以前、私も影響を受けたことのあるM先生がセミナーで言っていたことなのですが、

「世界で一番幸せな民族って、どこだと思います?」

という質問をされていました。

 答えから言ってしまうと、それはナイジェリア人なんです。

 これは、ニューズウィークだったかニューヨークタイムズだったか、とにかく有名な雑誌の調査で、「あなたは今幸せですか?」との質問に対して、「幸せです」と答えた人の割合の多かった民族のランキングなのです。

 ナイジェリアは、ちょっと調べてみると、2004年の5月には、オバサンジョ大統領より、非常事態宣言が発出されるほど、議会、諸勢力、民族、宗教が対立し、治安悪化に頭を悩ませている国です。

 その国の民族が、どうして世界一幸せなのでしょう?

 M先生によると、それは絆なんだ、と。

「家族を信じられるか?奥さん、夫、子どもを信じれるか?友人を信じられるか?」

この絆が、ナリジェリア人は一番強かった。

そしてここから分かるのは、「幸福とは、絆を深めることである」、と。

ちなみに、1位がナイジェリア、2位がメキシコ、3位がベネズエラ、4位がエルサルバトル、5位がプエルトリコ、そして16位がアメリカ、とスクリーンの資料には書いてありました。

 経済的に豊かな先進国は一つも入っていない。

 信頼できる人がいるかどうかが、実は幸福と関係しているわけです。

 この統計は、実に多くの示唆を与えてくれます。

 つまり、幸福と経済とは、あまり相関関係がない、という恐ろしい(笑)結論です。(まあ、ちょっと極端ですが。)
 
 というか、確かに経済と幸せはある程度は関係があるのですが、もう少し言えば、経済で幸福をカバーできない、ということですね。

 実はこれは「結婚」についても同じで、ある知人のお母さんが、「私は幸せです。」と言っている時、その理由は何か?というと、旦那が固い人で、絶対に浮気をしない、ということが分かっているからだそうです。

 つまり、ある面では面白みのない、カタイ人なんだけれども、ある意味、浮気、という面では信頼できるわけです。

 逆に言えば、どんなにやさしく、カッコ良い夫でも、信頼、という面で100%でなければ、それはどんな長所も打ち消してしまう、というわけです。(特に結婚の場合は。)

 ですから、ナイジェリア人の
 「家族を信じられるか?奥さん、夫、子どもを信じれるか?友人を信じられるか?」

 という質問で言えば、妻、夫を信じられない、という結婚は最悪、というわけです。

 ここから幸せな結婚をするための条件、というか、定義づけ、着地点がある部分は見えてくるはずです。

 このナイジェリア人へのアンケートから学ぶことはたくさんあります。

 


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